2003-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「隣りの印度人」戸川純(1984)

→ アルバム「玉姫様」より。女の生理を歌って、当時の知識人臭漂う人種から異常に高い評価を得た「玉姫様」ですが、同じ女としてはそんなの、単に戸川純の思うつぼだなと。男ってホントに「女の生理」とか「子宮」的なものを提示されちゃうと、あっという間…

「雨のウェンズデイ」大瀧詠一(1981)

→ 「壊れかけたワーゲンのボンネットに腰掛け、 雨に降られて海を見ている」男女て。なんだかとてもイヤです。 しかも水曜日と言えば平日じゃありませんか。そんなところで一体何をしているんでしょう。 このように、田舎の、しかも貧乏人のつっこみ心を激し…

「美しく燃える森」東京スカパラダイスオーケストラ (2002)

→ こんな言葉でしか語れない私をゆるしてほしいんだが、奥田民生が好きでたまらない。 むかーしある音楽雑誌で、彼を評して「『頭もキレるがセックスも強い』って感じか」と書いた人がいて、心の膝を血が出るほど打ちまくったものだ。 スカパラの「歌謡スカ3…

「海開き」板尾創路(1997)

「ごっつええ感じ」の中の1コーナー、「シンガー板尾」を忘れられない人は多いことと思います。私もそのひとり。突然その場でお題を与えられた板尾が、即興で歌うという趣旨のコーナーだったのですが、彼の「お題を与えられた瞬間のあからさまな動揺」が、破…

「愛は心の仕事です」ラ・ムー(1988)

「虹」っつうか、笑いを呼んでしまうんだろうか。ラ・ムー。 ずっと気になっていた、ラ・ムーと言えばみな反射的に冷笑を浮かべ「失敗だった」って言えばいいと思ってるようなところが、ありはしないか。 閲覧者のないこんな所で何だが激しく抵抗したい気分…