「愛のさざなみ」島倉千代子 (1968)

この曲を最初に聞いたのは、明け方の「歌うヘッドライト」でした。朝でもなく夜でもない、その微妙な時間の空気にぴたりはまって、夢を見ているようだった、とにかく衝撃的だった。演歌ともポップスともとれる、「着物の生地で作った洋服」でも見るような感覚。橋幸夫の「雨の中の二人」にも同様の手触りを感じます。