「セクシィ」下田逸郎 (1976)

ある日父親が事務所から持ってきたラジカセが、小学生だった私の世界を一変させたのでした。
『週刊FM』『FMレコパル』等のFM雑誌を買っては「エアチェック」(死語か)に励む日々。下田逸郎さんの歌はそんな中にいたんです。
謡曲でもなし、当時一世を風靡していた「ニューミュージック」の流れからも浮き上がった、何処ともつながってない特別なものを、子供心に強く感じたものでした。